
歯周病は、口の中だけの病気だと思っていませんか?
実は、歯周病の原因菌が血液を通じて全身に広がり、心臓病・糖尿病・脳梗塞・肺炎など、命に関わる疾患を引き起こす可能性があることが、近年の研究で次々と明らかになっています。
しかも厄介なのは、初期段階ではほとんど痛みがないこと。「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんです。気づかないうちに進行し、気づいたときには手遅れになっているケースも少なくありません。
日本人が歯を失う原因の多くが歯周病によるものです。大切な歯と、そして全身の健康を守るために、今すぐ正しい知識を身につけましょう。
こんな方は一度ご相談ください
- 歯周病と糖尿病・心疾患などの関係が気になり、口腔ケアを見直したい方
- 健康診断で気になる数値があり、生活習慣の一環として歯科受診を考えている方
- 歯茎の出血・腫れが続いているが、忙しくてなかなか受診できていない方
確認だけでもOK・無理な治療提案はしません。
口腔内の現状把握だけでもお気軽にどうぞ。
お電話:078-331-3034
歯周病とは何か?「サイレントキラー」の正体
歯周病は、感染症の一つです。
歯と歯茎の境目に蓄積した汚れ(プラーク)の中に潜む細菌が主な原因となって、歯茎に炎症を引き起こします。炎症が続くと、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」が徐々に深くなっていきます。さらに進行すると、歯茎だけでなく歯を支える骨にまで感染が広がり、最終的には歯が自然に抜け落ちてしまうこともあります。
初期段階では「痛み」「しみる」などの自覚症状がないことが多いため、いつの間にか感染し、気づかないうちに進行してしまうのです。
40歳以上の日本人の半数以上が歯周病に罹患しているとされており、生活習慣病の一つとも位置づけられています。

ある患者様のお話です。「歯茎が少し赤いかな、とは思っていたのですが、痛くなかったので放置していました。定期検診で来院されたとき、すでに中等度まで進行していました」。このようなケースは、日々の診療の中で決して珍しくありません。
痛みがないからこそ、定期的なチェックが不可欠なのです。
歯周病の進行段階:軽度・中等度・重度の違い
歯周病は、3つの段階で進行します。
それぞれの段階を正しく理解することが、適切なタイミングでの治療につながります。各段階の特徴と、治療の可能性について詳しく見ていきましょう。
軽度:今すぐ治療できれば元に戻せる
歯茎が赤く腫れたり、ブラッシング時に出血が見られたりします。
炎症によって歯茎が下がり、歯周ポケットが深くなるため、よりプラークが溜まりやすい状態になってしまいます。痛みなどの自覚症状がないことも多く、ご自身では気づきにくいのが難点です。
この段階で治療ができれば、元の健康な歯茎へ戻すことができるケースが多いです。早期発見・早期治療が、いかに重要かがわかります。
中等度:骨にまで炎症が広がる段階
歯茎の炎症が顎の骨にまで達し、歯周ポケットがさらに深くなります。
歯の安定性が低下してグラつくようになり、わずかな刺激で歯茎から出血するようになります。この段階になると、治療の難易度も上がります。日常生活での違和感も増してくるため、患者様ご自身が異変に気づくケースも出てきます。
重度:抜歯を余儀なくされることも
顎の骨の大部分が溶けてしまい、歯のグラつきが顕著になります。
歯茎からは血だけでなく膿も出るようになり、口臭も目立つようになります。歯周病がこの状態まで進行すると、抜歯以外に治療法がないケースも多いです。大切な歯を守るためにも、重度になる前の段階での対処が何より重要です。
歯周病が引き起こす全身疾患:口の中だけの問題ではない
歯周病は、全身の健康に深刻な影響を及ぼします。
歯周病の原因菌が血液を通して全身に回ることが、その主な原因だと考えられています。近年の研究では、歯周病が糖尿病・心臓病・関節リウマチ・アルツハイマー病・心筋梗塞・脳梗塞など、全身の健康に大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。

肺炎との関連
口腔内の細菌が気道に入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。
特に高齢者においては、誤嚥性肺炎が命に関わる深刻な問題となることがあります。口腔内を清潔に保つことが、肺炎予防にも直結するのです。歯周病の治療と日々のケアが、呼吸器系の健康を守ることにもつながります。
糖尿病との関連
歯周病と糖尿病は、互いに悪化させ合う関係にあります。
歯周病の炎症が血糖コントロールを難しくし、糖尿病が悪化すると歯周病も進みやすくなるという悪循環が生まれます。糖尿病をお持ちの方は、特に歯周病の管理に注意が必要です。逆に言えば、歯周病を適切に治療・管理することが、血糖値の安定にも貢献する可能性があります。
心臓病・脳梗塞との関連
歯周病菌が血液中に入り込み、血管壁に炎症を引き起こすことがあります。
これが動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める可能性があると考えられています。口の中の健康が、心臓や脳の健康にも直結しているという事実は、多くの方にとって驚きではないでしょうか。
早産リスクとの関連
歯周病の方はそうでない方と比べて、早産のリスクが高まるという指摘もあります。
妊娠中の方は特に、歯周病の予防と治療に積極的に取り組むことが大切です。赤ちゃんの健康を守るためにも、口腔内のケアを怠らないようにしましょう。
口腔の健康は、全身の健康につながっています
初診は歯周ポケット検査・口腔内の確認が中心で、
痛みを伴う処置はありません。所要時間の目安は30〜45分、
お持ちいただくものは保険証のみです。
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歯周病の早期発見が重要な理由
早期発見は、歯と命を守る最善策です。
歯周病の早期検出は、歯の喪失防止だけでなく、全身疾患の予防にもつながります。さらに、健康寿命の延伸や医療費の削減にも貢献できると期待されています。
自分でできるセルフチェック
以下の症状に心当たりはありませんか?
- 歯磨きのときに歯茎から血が出る
- 歯茎が赤く腫れている、または下がってきた気がする
- 口臭が気になる
- 歯がグラグラする感じがある
- 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなった
これらの症状が1つでも当てはまる場合は、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。
「でも、痛くないから大丈夫だろう」と思っていませんか?
歯周病の怖さは、まさにその「痛くない」という点にあります。自覚症状がないまま進行し、気づいたときには手遅れになっていることも。だからこそ、定期的な歯科検診が欠かせないのです。
定期検診の重要性

定期検診では、自分では気づけない歯周ポケットの深さや骨の状態を専門家がチェックします。
早期に発見できれば、軽度の段階で治療を完結できる可能性が高く、患者様の負担も大幅に軽減されます。3〜6ヶ月に1回の定期検診と、プロフェッショナルクリーニングを習慣にすることが、歯周病予防の基本です。
歯周病の予防法:日常ケアで守る歯と全身の健康
予防は、治療よりも確実に優れた選択です。
歯周病は、日々の適切なケアと定期的な歯科受診によって、十分に予防できる病気です。以下のポイントを意識して、毎日のケアに取り入れてみてください。
正しいブラッシング技術
歯ブラシだけでは、歯と歯の間や歯周ポケットの汚れを完全に取り除くことはできません。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、プラークの除去率が格段に上がります。歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、歯茎との境目を意識しながら小刻みに動かすのがポイントです。力を入れすぎると歯茎を傷つけてしまうため、注意が必要です。
生活習慣の見直し
喫煙は歯周病の大きなリスク因子です。
タバコに含まれる有害物質が歯茎の血流を悪化させ、免疫機能を低下させることで、歯周病が進行しやすくなります。また、ストレスや睡眠不足も免疫力の低下を招き、歯周病のリスクを高めます。バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけることも、歯周病予防の重要な要素です。
プロフェッショナルケアの活用
どれだけ丁寧に自宅でケアをしても、歯石は自分では除去できません。
歯石はプラークが石灰化したもので、一度形成されると歯ブラシでは取り除けなくなります。定期的に歯科医院でスケーリング(歯石除去)を受けることで、歯周病の原因を根本から取り除くことができます。

三代歯科医院の歯周病治療:担当制衛生士による一貫したケア
歯周病治療は、継続性が命です。
神戸市中央区元町に位置する三代歯科医院では、25年以上にわたって地域の患者様の歯の健康を守り続けてきました。同じ患者様を長期的に診察させていただく機会が多いため、長期的な観点を持った治療を行っています。
担当制衛生士による一貫したメンテナンス
当院では、患者様1人につき担当の歯科衛生士を決めています。
担当制にすることで、患者様の歯の変化を見逃さず、一貫したメンテナンスが可能になります。「前回と比べてここが変わった」「この部分に注意が必要」といった細かな変化を継続的に追うことができるのは、担当制ならではの強みです。長年通い続けてくださっている患者様から「担当の衛生士さんが自分の歯のことをよく知っていてくれるから安心」というお声をいただくことも多いです。
軽度から重度まで対応可能
当院では、歯周病の軽度から重度まで幅広く対応しています。
歯周病治療・歯周病の予防・深い歯周ポケットの治療を提供しており、患者様の状態に合わせた最適な治療計画を立案します。「痛くないように治療してくれる」「何度も痛くありませんかと確認しながら進めてもらえる」というお声をいただいており、患者様が安心して治療を受けられる環境づくりを大切にしています。
アクセス抜群の好立地・土曜診療あり
元町駅から徒歩5分という便利な立地にあります。
神戸駅・三宮駅からもアクセス可能で、お仕事帰りや週末にも通いやすい環境です。土曜日も診療していますので、平日に時間が取りにくい方にも安心してご来院いただけます。歯科・矯正歯科・歯周病科・小児歯科・インプラント・ホワイトニングと幅広い診療科目を揃えており、ご家族全員でご来院いただけます。
まとめ:歯周病は「口だけの問題」ではない
歯周病を甘く見てはいけません。
初期段階では痛みがなく、気づかないうちに進行する「サイレントキラー」である歯周病は、放置すれば歯を失うだけでなく、心臓病・糖尿病・脳梗塞・肺炎など全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
大切なのは、早期発見と継続的なケアです。定期的な歯科検診と日々の適切なブラッシング、そして専門家によるプロフェッショナルケアを組み合わせることで、歯周病は十分に予防・管理できます。
あなたの歯と全身の健康を守るために、今日から行動を起こしましょう。
神戸・元町エリアで歯周病治療をお考えの方は、ぜひ三代歯科医院へご相談ください。担当制の歯科衛生士が、あなたの歯の変化を長期的に見守り、最適なケアをご提供します。まずはお気軽にご予約・お問い合わせください。
📞 078-331-3034
口腔の健康は、全身の健康につながっています
初診は歯周ポケット検査・口腔内の確認が中心で、
痛みを伴う処置はありません。所要時間の目安は30〜45分、
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関連情報
治療について:
歯周病治療|三代歯科医院
著者情報
院長
三代 知史
(みしろ さとし)

略歴
- 昭和56年3月東京医科歯科大学歯学部 卒業
- 昭和56年4月大阪大学歯学部附属病院 第二補綴科医員
- 昭和60年4月大阪大学歯学部文部教官助手任官
- 昭和62年4月三代歯科医院 開業
所属学会
- 日本歯科補綴学会
- 日本臨床歯周病学会
- 日本顎咬合学会
- 日本歯科麻酔学会
- 日本歯科医療管理学会
主な役職
郡市区役員歴
- 令和元年7月中央区歯科医師会 会長
- 令和5年6月神戸市歯科医師会 副会長
兵歯役員・委員歴
- 平成23年4月理事(学術)
- 平成27年7月常務理事(財務)
- 令和元年7月副会長(医療保険、医療安全、医療管理)
- 令和3年7月監事
日歯役員歴
- 令和3年7月〜令和5年6月日本歯科医師会 常務理事
- 令和5年7月公益財団法人8020財団 常務理事
賞罰
- 平成21年11月兵庫県公衆衛生協会長表彰
- 令和元年2月日本公衆衛生協会長表彰
- 令和5年10月厚生労働大臣表彰
