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神戸でインプラント相談をする前に知っておきたい7つのポイント

2026.04.21

歯を失ってしまったとき、どのような治療法を選べばよいのか。入れ歯やブリッジ、そしてインプラント。それぞれに特徴がありますが、インプラントは「自分の歯のように噛める」と注目されています。

神戸市中央区でインプラント治療をご検討の方に向けて、相談前に知っておいていただきたい7つのポイントを解説します。三代歯科医院では2026年4月1日よりインプラント治療を開始しました。25年以上地域に根ざした当院の視点から、安心して治療を進めるための具体的な情報をお伝えします。

インプラントは優れた治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。まずはご自身の歯を守ることが最優先です。残せる歯はできる限り残し、やむを得ず歯を失った場合の選択肢として、インプラントをご提案しています。

インプラント治療とは何か

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する方法です。顎の骨にしっかり固定されるため、入れ歯のように取り外す必要がなく、ブリッジのように周囲の歯を大きく削らずに治療できる場合があります。

基本的には3つのパーツで構成されています。骨の中に埋め込む部分がインプラント体、その上に装着する支柱部分がアバットメント、そして最も上に取り付ける人工歯が上部構造です。インプラント体の材質はチタンまたはチタン合金で、直径は約3〜5mm、長さは6〜18mmです。

チタンは骨と結合する性質があるため、しっかりとした根を作ることができます。この骨とチタンが結合する現象を「オッセオインテグレーション」といいます。1950年代にスウェーデンのブローネマルク博士がこの現象を発見し、1965年にチタン製スクリュータイプのインプラントを用いた臨床報告を行いました。

見た目が自然で、しっかり噛みやすいことから、入れ歯の違和感が気になる方、硬いものをしっかり噛みたい方、周囲の歯への負担をできるだけ少なくしたい方に選ばれることの多い治療法です。

ポイント1:天然歯の保存を最優先する方針

三代歯科医院では、「インプラントを入れるために歯を抜く」という考え方はとりません。

天然歯には、人工物では置き換えられない価値があります。そのため当院では、まず今ある歯をできるだけ残す方法を丁寧に検討し、その結果として保存が難しい場合に、インプラントを含めた治療法をご案内します。インプラントは優れた治療法の一つですが、すべての方に第一選択となるわけではありません。

患者様お一人おひとりのお口の状態や生活背景、ご希望をふまえて、入れ歯やブリッジも含めて総合的にご提案いたします。残せる歯はできる限り残す。この方針を大切にしながら、必要な方にインプラント治療をご提供してまいります。

他の治療法との比較

歯を失った際の治療法には、それぞれ特徴があります。インプラントは、周囲の歯を削る量を抑えやすく、しっかり噛みやすい一方で、外科処置が必要になります。ブリッジは固定式で違和感が少ない反面、両隣の歯を削る必要があります。入れ歯は比較的幅広い症例に対応できますが、違和感やズレを感じることがあります。

単にインプラントをおすすめするのではなく、患者様にとって本当に適した方法を見極めてご提案します。

ポイント2:CT撮影による精密検査の重要性

インプラント治療を安全かつ的確に進めるためには、精密な検査が不可欠です。三代歯科医院では、CT撮影による精密検査を行っています。顎の骨の厚みや高さ、神経や血管の位置を立体的に把握し、無理のない治療計画を立てます。

CT撮影により、骨の中を走る神経や血管の位置を解剖学的レベルでしっかり理解できます。手術中に骨の神経を傷つけて機能にまひが起こるケースや、動脈を傷つけて出血多量になる事故が残念ながら一部の医院で起きています。安全なインプラント手術のためには、CTで診断できる能力が絶対に必要です。

デジタルシミュレーションの活用

当院ではオステム社のワンガイドシステムを導入しています。事前にデジタルシミュレーションを行い、埋入位置や角度を精密に計画したうえで、専用ガイドを用いて手術を進めることで、治療の正確性向上と身体への負担軽減に努めています。

お口の模型とCTデータを元に患者様一人ひとりに合わせてインプラントガイドを作成していきます。手術時に大切な神経や血管を避けて、正確にインプラント埋入位置にドリルが進むように作られています。ガイドを使用することで、事前に手術時のシミュレーションを行うことができるため、腫れや痛みを最小限に抑えることが可能になります。

ポイント3:口腔外科専門医による執刀体制

当院のインプラント埋入手術は、非常勤で勤務する口腔外科を専門とする歯科医師が担当します。外科処置に関する専門的な知識と経験をもつ歯科医師が執刀することで、安全性に配慮した治療体制を整えています。

手術が上手な医師に手術をしてもらえば、患者さんは楽で苦痛もなく成功率も高い手術を受けることができます。手先の器用さも含め、手術の理論をしっかり理解している医師のところでインプラント手術を受けてください。

また当院では、その歯科医師により、インプラント治療だけでなく、埋伏智歯抜歯や歯根端切除術などの口腔外科領域の治療にも対応しています。難しい親知らずの抜歯や、歯を残すための外科的処置についても、患者様の状態を丁寧に診査したうえでご案内いたします。

痛くない手術への配慮

患者さんが最も気にするのがインプラント手術の痛みです。患者さんに安心して手術を受けていただくためには、痛くない手術をすることは歯医者として非常に大事なことです。局所麻酔下で、顎の骨にインプラント体を埋め込みます。必要に応じて骨造成などの処置を行う場合もあります。

ポイント4:治療の流れと期間

インプラント治療は、初診相談からメンテナンスまで複数のステップを経て進められます。まずはカウンセリングで患者様のお悩みやご希望をしっかりお伺いします。インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジとの違いも含めて分かりやすくご説明します。

次にCT撮影や口腔内診査を行い、骨の状態、噛み合わせ、お口全体の健康状態を確認します。検査結果をもとに、適応の有無、治療内容、期間、費用について丁寧にご説明します。ご納得いただいたうえで治療を進めます。

術前治療の重要性

虫歯や歯周病がある場合には、まずその治療を優先します。インプラントを長持ちさせるには、お口全体の環境を整えることが大切です。歯周病治療に力を入れている当院では、患者1人につき担当の歯科衛生士を決めることで一貫したメンテナンスを提供しています。

インプラント埋入手術の後、骨とインプラントがしっかり結合したことを確認した後、人工歯を装着します。見た目と噛み合わせの両方に配慮して仕上げます。治療期間は症例によって異なりますが、一般的には約6〜12ヶ月程度です。

ポイント5:費用と支払い方法

インプラント治療は自由診療のため、費用が気になる方も多いでしょう。三代歯科医院では、診断・シミュレーション料が55,000円(税込)、インプラント埋入手術費が220,000円(税込)、上部構造作成費が165,000円(税込)で、1本あたりの合計目安は440,000円(税込)です。

骨造成などの追加処置が必要な場合は、別途費用がかかります。詳しくは診査・診断後にご説明いたします。インプラントのような高度な技術を伴う治療については「安かろう、悪かろう」が当てはまります。また、高過ぎる治療費にも注意が必要です。全国的な相場を一度確認してくださいね。

出典三代歯科医院「インプラント治療」(2026年4月)より作成

費用の妥当性を判断する基準

費用は妥当かどうかを判断する際には、治療の質と実績を考慮することが大切です。いくらインプラントの勉強をしても実績がなければその医師の技術は不確実です。また50〜60代の年齢の高い医師の方が経験が多いとも限りません。50代で初めてインプラントの手術をする医師だっているのです。インプラントの治療実績の多い医院を必ず探すこと、そして選ぶことが必要です。

ポイント6:メンテナンスの重要性

インプラントを長く快適に使っていただくためには、治療後のメンテナンスが非常に重要です。当院では定期的にチェックとクリーニングを行い、長期的にサポートいたします。

インプラントの耐久性は、天然歯同様、口腔衛生状態により変化します。患者1人につき担当の歯科衛生士を決めることで一貫したメンテナンスを提供しています。25年以上地域に根付いた歯科医院として、特に歯周病治療に力を入れており、インプラント周囲炎の予防にも取り組んでいます。

定期検診の頻度

一般的には3〜6ヶ月に1回の定期検診をおすすめしています。インプラント手術後、まれに唇、舌、頬、歯肉そして歯牙の感覚マヒが一時的に発生する場合があります。内出血(紫斑や黄斑など)が生じる場合があります。術後、3〜4日目に傷口が腫れてきます。(1週間程度で傷口は治ります)

歯牙や骨の状態により手術内容が予定より変更することも起こりえます。処方された薬剤の服用により吐き気、めまい、など一時的な副作用が現れることがあります。これらのリスクについても事前にしっかりとご説明いたします。

ポイント7:医師との信頼関係

インプラントの治療技術が素晴らしい医師であったとしても、性格が冷たかったり患者さん側の話をろくに聞いてくれなかったら、やっぱり嫌だと思います。その医師が人間として信頼できるかどうかも、インプラント技術同様に大切なことです。

三代歯科医院では、「まずはご自身の歯を大切にする」という考え方を大切にしながら、必要な方にインプラント治療をご提供してまいります。患者様のご要望やお悩みを、親身になってお伺いします。どのようなお悩みでも、お気軽にご相談ください。

多くの症例において、歯を失うことは患者様の心に傷を与えてしまい、自信まで失わせてしまうことがあります。私どもは、お口に関する悩みについては歯科医であると同時にセラピストのような存在でありたいと考えております。

当院へのアクセス

三代歯科医院はみなと元町駅から徒歩1分の立地にあります。神戸市中央区元町通に所在し、アクセスも良好です。歯を失ったあとの治療法に迷われている方、入れ歯やブリッジ以外の選択肢について知りたい方、将来を見据えて、しっかり噛めるお口を取り戻したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

神戸でインプラント相談をする前に知っておきたい7つのポイントをご紹介しました。天然歯の保存を最優先する方針、CT撮影による精密検査、口腔外科専門医による執刀体制、治療の流れと期間、費用と支払い方法、メンテナンスの重要性、そして医師との信頼関係。これらのポイントを理解したうえで、ご自身に合った治療法を選択していただければと思います。

インプラントは世界で認知されている高度医療です。発祥の地であるスウェーデンでは、人口こそ日本の約15分の1ですが、インプラントの普及率は6倍にも及びます。日本では近年ようやく認知されはじめた技術ですが、先進諸国ではすでに市民権を得て多くの人々がこの素晴らしい技術を享受しています。

患者様に安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と精密な診査・診断をもとに、納得できる治療をご提案いたします。歯を失って、しっかり噛める治療を探している方、入れ歯の違和感やズレにお悩みの方、見た目が自然な治療を希望される方、ブリッジで歯を削ることに抵抗がある方、神戸市中央区でインプラント相談ができる歯科医院をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。

詳しい治療内容や費用、ご予約については、三代歯科医院のインプラント治療ページをご覧ください。

インプラント相談を始めたい方へ

「自分に合う治療なのか」「費用や期間はどれくらいかかるのか」など、相談前に気になる点は少なくありません。初診では、お口の状態を確認しながら、検査の流れや治療の選択肢を相談できます。

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次の一歩を確認したい方へ

インプラントだけでなく、ブリッジや入れ歯も含めて比較したい方にも向いています。検査の必要性や治療期間、メンテナンスまで落ち着いて確認したい方はご相談ください。

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著者情報

院長

三代 知史
(みしろ さとし)

略歴

  • 昭和56年3月東京医科歯科大学歯学部 卒業
  • 昭和56年4月大阪大学歯学部附属病院 第二補綴科医員
  • 昭和60年4月大阪大学歯学部文部教官助手任官
  • 昭和62年4月三代歯科医院 開業

所属学会

  • 日本歯科補綴学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本顎咬合学会
  • 日本歯科麻酔学会
  • 日本歯科医療管理学会

主な役職

郡市区役員歴

  • 令和元年7月中央区歯科医師会 会長
  • 令和5年6月神戸市歯科医師会 副会長

兵歯役員・委員歴

  • 平成23年4月理事(学術)
  • 平成27年7月常務理事(財務)
  • 令和元年7月副会長(医療保険、医療安全、医療管理)
  • 令和3年7月監事

日歯役員歴

  • 令和3年7月〜令和5年6月日本歯科医師会 常務理事
  • 令和5年7月公益財団法人8020財団 常務理事

賞罰

  • 平成21年11月兵庫県公衆衛生協会長表彰
  • 令和元年2月日本公衆衛生協会長表彰
  • 令和5年10月厚生労働大臣表彰

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