こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。
3回続けて、歯周病のお話をしてきました。
どんな病気か、どうして起きるのか、ほかの病気にかかるリスクを上げることがある、といった内容を書いてきましたので、まだお読みでない方はぜひ一度目を通してみてください。
さて、歯周病を治すために歯科医院に通いなさい、と言われても、何をするか分からないと不安もあるでしょうから、今日からはいかに歯周病を治療していくかをご説明しようと思います。
まず初めに、当院では歯科衛生士の担当制を採用しています。
最初の治療から、同じ歯科衛生士が毎回お相手しますので信頼関係を築けますし、その方がお口の中の変化にも気付きやすくなります。
その上で治療をするのですが、以前にもお話ししたように歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。ですから、プラークを取り除くことが治療の第一歩となります。
当院では、専用の器具を使って歯間、奥歯の裏側、歯と歯ぐきのすき間である歯周ポケットなど、ご自分の歯みがきではなかなかキレイにできない部分まで、徹底的にお掃除します。
歯周病が進むと、歯周ポケットが深くなってしまうのですが、そういう場合だと専用器具を使ってもクリーニングが難しくなってしまいます。
ただ、そういったケースでも、フラップオペという外科処置ができますのでご安心ください。
今回はここまでにして、クリーニング以外の治療法については次回のブログでご紹介しようと思います。歯周病治療が気になっている方は、次回もぜひご覧ください。
投稿者: 三代歯科医院