コラム

歯周病はプラークから

2016.01.28

こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。

前回に引き続き、歯周病のお話をしようと思います。
今回は、どうして歯周病になってしまうのか、つまり歯周病の原因のお話です。

ズバリ言ってしまいますが、歯周病の主な原因はプラークです。
プラークというのは歯垢のことで、これが歯についてしまうとその中で細菌が繁殖して、歯周病を引き起こすというわけです。
とは言え、プラークの付着そのものを防ぐには、食事を摂ることをやめるしかありません。でも、そんなことをしたら死んでしまいますから、プラークが付くこと自体は避けようがないわけなんですね。

ですから、歯周病を予防するには、付いてしまったプラークをいかに除去するかにかかっているわけです。お家での正しい歯みがきや、歯科医院での歯周病ケアが効果的というわけです。

また、タバコを吸う人は要注意です。
喫煙によって毛細血管の機能が衰えると、傷や炎症がなかなか治りづらくなってしまいます。こうなると、プラークを少なく抑えていたとしても、歯周病の発生や悪化につながってしまうのです。

まとめると、発生そのものはどうしようもないプラークが歯周病の原因で、喫煙者は特に注意が必要、ということです。
まずはプラークを少なく抑えることが大切ですから、定期的に歯科医に通ってケアを受けたり、正しいブラッシング方法を学んでいただくのがいいでしょう。

投稿者: 三代歯科医院

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