こんにちは。神戸市中央区の歯科、三代歯科医院の三代知史です。
いつごろからだったでしょう。テレビなどでも「プラーク」という言葉や、そのプラークを減らす「プラークコントロール」という言葉がよく聞かれるようになりました。
歯磨きのCMなどでも言っていますから、意味をご存知なくても言葉は聞いたことがあるという方も多いと思います。
プラークというのは「歯垢」のことで、ちょっと汚い言葉ですが「歯くそ」なんて呼ばれたりもしてきました。ちなみに、これが石灰化して硬くなったものが「歯石」です。
で、この歯垢というのは歯周病の原因になります。
ですから、プラークという言葉を聞く機会が増えたのは、歯周病の認知度が上がってきた時期と一致するんじゃないかな、と思います。
歯周病を防ぐにはプラークが出てこなければいいのですが、食事をする以上プラークの発生をゼロにすることはできません。
したがって、付いてしまった歯垢を早めに除去していくことが重要なわけです。
これには、ご自分での歯磨きも大切ですし、歯科医院での専門家によるケアも欠かせません。
前回もお話しした通り、歯周病は気付きにくい病気です。歯垢が溜まっていくのも、なかなか認識できるものではありません。なるべく歯科医院に定期的に通って、歯周病に苦しめられないように気を付けましょう。
投稿者: 三代歯科医院